高館から、北西に600メートル。
中尊寺に向かいます。
あの、金色堂のある中尊寺です。
すると…。
中尊寺の入口手前に
弁慶のお墓がありました。
国道4号線沿いです。
とても小振りな
美しいあじさいが青々と咲いています。
今、義経公の前にいて、
こうして弁慶の墓の前に立つと
じーんとしました…。
日傘をさしていた私は、
その傘をたたんで、ゆっくりとお参りさせて頂きました。
この地には、楽しい思いでも
哀しい思いでも、どんなにかいっぱいつまっているのでしょう。
弁慶という人は、主君義経のために、
強く激しく…愛を持って生きた人です。
現代の私たちの誰が、こんな弁慶のような生き方をできるでしょうか。
心の美しい人だったのだと思います。
義経も、三郎も、皆。弁慶という人に出会えて本当に幸せだったんじゃないかなぁ。
照りつける日差しの中、そんなことを考えながら、お墓をあとにして中尊寺への参道を登りはじめました。
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