2011/03/21

暖房と電灯をきった稽古場で…

「衣川幻想-完全版-」は、延期公演となりました。
さらなるブラッシュアップ、さらなる生命力。
私たちのツルギに、さらなるパワーをこめて作品創造に一丸となってあたります。

東北出身者も多い、桜月流の稽古場。
しかし、彼らにとって、今ツルギを振るということが心の支えになっているということがとてもよくわかりました。

稽古場では、暖房と電灯を切って節電しています。
午後1時からの稽古。 すると…太陽光が刻々と変化してゆく様が自然と感じられました。
それは、とても美しいもので、私たちの身体と心に、人間として忘れていた感覚を知覚させる体験でもありました。


                 
                  












私たちは、贅沢とも知らず、無駄に電力を使い過ぎて来たのですね。
節電しなければと思ってはじめたことでしたが、不自由も不足もなにもありませんでした。
きっと、江戸時代にはこんな雰囲気で剣術を稽古していたように思いました。
私たちは、自分達の習慣やライフスタイルを、もう一度見直してみる必要があると思いました。

       ☆ さらに詳しくは、私のブログ「声咲く」に載せております。

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