今日の稽古は、時間を引き延ばすという部分が
テーマだった。
これは、桜月流の特徴のひとつである
舞的な動きに必要な大きな要素。
新人たちには、難しい。
このストーンヘンジは、止まっているようで
内的に動いているような存在感がある。
何万年と、立ち続けているストーン。
この大きな石が地球に立ち続けているのは
地球が同じ重力で石を押し上げているから。
そういう重力みたいな見えないものがちゃんと
働いているってことに気がつかないと、
松木演出が語る意味が見えて来ないのではないかと思う。
松木くんは、きちんといつも見本を見せる。
でも、どこを見るか、それを見て何を考えるか、
それがとても大事だ。
新人の女武者隊たちは、目を白黒させていた。
武蔵坊慶子こと朱美、千伽こと相澤はよく指導している。
スターダストプロモーションの高村くんも、インテリジェンスが高い。
こういうことになってくると、
素直な感性と
ある程度のインテリジェンスと
脳と身体の根気に伴う連動性が
必要になってくる。
日常が大事とはよく言われる演劇用語だが、
本当にその通り。
勉強になる人物や素材は、周囲にたくさんあるのだと思う。
ストーンヘッドと私。
生命力にあふれた太陽と風がいる場所。
こういう場所で舞台をしているような公演にしたいな。
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